- 2024年8月3日 今年、一番おいしいはちみつを選ぶコンテスト『第7回ハニー・オブ・ザ・イヤー(2024年)』の海外産部門で、ひまわりはちみつが2度目の最優秀賞を受賞いたしました。
- 2023年8月1日 もみの木がおよそ3年ぶりに入荷いたしました。 もみの木ファンの皆様、ようやくもみの木を楽しむことが出来ます。 私が一番喜んでいるような気もしますが。
- 2023年3月27日 本日20時より5月7日22時まで、母の日限定ギフト販売いたします。
- 2022年7月9日 お待たせしました。 リンデンが再入荷いたしました。
- 2022年6月2日 当店で大人気のひまわりはちみつが、ようやく入荷いたしました。 ひまわりファンのお客様、大変おまたせいたしました。
- 2024年8月3日 今年、一番おいしいはちみつを選ぶコンテスト『第7回ハニー・オブ・ザ・イヤー(2024年)』の海外産部門で、ひまわりはちみつが2度目の最優秀賞を受賞いたしました。
- 2023年8月1日 もみの木がおよそ3年ぶりに入荷いたしました。 もみの木ファンの皆様、ようやくもみの木を楽しむことが出来ます。 私が一番喜んでいるような気もしますが。
- 2023年3月27日 本日20時より5月7日22時まで、母の日限定ギフト販売いたします。
- 2022年7月9日 お待たせしました。 リンデンが再入荷いたしました。
- 2022年6月2日 当店で大人気のひまわりはちみつが、ようやく入荷いたしました。 ひまわりファンのお客様、大変おまたせいたしました。
Blog
2021/05/03 18:40
固まった蜂蜜は食べられるのか
はちみつの講座を開催するときに、参加者の方からいただく質問で多いのが「結晶化蜂蜜」に関してです。
中には、「固まった蜂蜜は食べられるのですか」と言う質問もあります。
もちろん、食べることができます。
結晶化した蜂蜜のじゃりじゃりとした食感は私は好きなのですが、苦手な方も多いようです。
今日は、”固まったはちみつ”結晶化蜂蜜についてお話したいと思います。
はちみつはなぜ固まるのか
蜂蜜の成分のおよそ8割は糖分です。単糖類であるブドウ糖と果糖から成り立っています。
蜂蜜の中には、花粉も含まれています。
その花粉を核にしてブドウ糖が結合することで蜂蜜の結晶化が起きます。
同じように保管していても固まる蜂蜜と固まらない蜂蜜があるのはなぜ
結晶化しにくい蜂蜜の代表的なものがアカシアはちみつなります。
アカシアはちみつはブドウ糖よりも果糖の割合が高いので結晶化しにくいです。
他には、りんごの蜂蜜なども同様です。
また、かなり細かいフィルターに通しているものは、ほとんど花粉がない状態のものがあります。
そうすると、核となる花粉がないので結晶化が起きにくいです。
また、かなり細かいフィルターにはちみつを通そうとすると、相当高温で蜂蜜を加熱する必要があるので、蜂蜜の成分が破壊されることで結晶化が起きないこともあります。
固まった蜂蜜を、液状に戻すには
一度固まった蜂蜜を、液状に戻したい時は湯煎で戻すのが一般的です。
その時の温度ですがお湯の温度が45度から60度位の間で戻すのがいいと思います。
はちみつに含まれるビタミンやアミノ酸等が熱によってなるべく破壊されないように液状に戻すにはあまり高温にしないほうがいいです。
お風呂の温度より少し高い位の45度で湯煎すると、蜂蜜が溶けるまでかなり時間がかかります。
急がないのであれば、蜂蜜を容器が入った状態のままジップロックなどでしっかりと蓋をし、お風呂の中に5~6時間入れておくというのも方法の1つとしてはあります。
冬場であれば、しばらくカイロを当てておくというのもいいかなと思います。
容器に残っている蜂蜜が、あと少しですぐに食べると言うのであれば電子レンジで加熱すると言うのも1つです。
500ワットで30秒くらい加熱し、少しずつ様子を見ながらやっていただくと良いかなと思います。
結晶化した蜂蜜の使い方
一番のオススメは、トーストに使うことです。
液状の蜂蜜をトーストに塗ると、食べていると食べているときに蜂蜜がポタポタと垂れることが多いです。
たっぷりとバターを塗ったトーストに、結晶化したはちみつを塗るとそういった液だれもしにくく、少しシャリっとした食感も楽しめ最高においしいと思います。
また、1~2ミリにスライスしたレモンと結晶化蜂蜜を交互に重ね容器に入れ一晩冷蔵庫においたらおいしいレモンの蜂蜜漬けができます。
レモンの水分によって、蜂蜜がサラサラになります。出来上がったレモンの蜂蜜漬けはソーダ割りやレモネードにするとおいしいですよ。
もちろん、ヨーグルトに入れても美味しく食べることができます。
なるべく蜂蜜を結晶化させたくないときの保管方法は
その前に、どういう条件下で蜂蜜が結晶化しやすいのか。
1.気温が14度から16度位で温度変化がある時
2.振動が加わった時
3.一度結晶化してしまったはちみつ
これらの条件の時、蜂蜜の結晶化が進みやすいです。
出来る限り結晶化させたくないときは、なるべく振動を加えず14度から16度を避けた温度帯の所で、なおかつ温度変化の少ないところに保管するのが良いです。
オススメは、引き出し式になっていない観音扉タイプの冷蔵庫の棚の奥などです。
引き出し式の場合は、引き出しを開けるたびに振動が加わるのでできるだけ避けたほうがいいと思います。
観音扉になっているような冷蔵庫の棚の手前側だと開け閉めしたときに温度変化が起きやすいですが、比較的奥のほうに入れておけばそんなに大きな温度変化はないと思います。
ただこれは、あくまでも結晶化するのを遅らせる手段ですので、結晶化することももちろんあります。
もしくは20℃~25℃くらいで保管するのがいいでしょう。
その時、気をつけなければいけないのが夏場に冷房の風が直接はちみつのにかかると先程の結晶化しやすい温度帯になりやすのでご注意ください。
先ほど、アカシアはちみつは果糖が多いので結晶化しにくいとお伝えしましたが、アカシアはちみつは4度から8度位の温度帯で比較的結晶化しやすいようなのでアカシアはちみつに関しては常温で保存することをお勧めします。
はちみつに関する様々な疑問を解決します
今回お伝えした、蜂蜜の結晶化に関することなど普段はちみつに関して疑問に感じていることを解決しようという講座をオンラインで開催しているので、ご興味ありましたらコチラをご覧ください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。